

速度はそこそこ出てるのに、オンライン会議が不安定。
音声がブツッと切れたり、相手の声がロボっぽくなったり、画面共有がガタガタしたり。
こういう時に疑いたいのがジッターです。かんたんに言うと「遅延のゆらぎ」。これが大きいと、会議が荒れやすくなります。
このページで分かること
速度(Mbps)は「太さ」。ジッターは「ゆらぎ」です。
会議は小さいデータを細かくやり取りするので、太さがあっても、ゆらぐと途切れます。
| 指標 | 意味 | 会議への影響 |
|---|---|---|
| 速度(Mbps) | 一度に運べる量 | 画質や共有の“余裕”に効く |
| Ping(ms) | 返事の速さ | 会話のテンポ、ラグに効く |
| ジッター(ms) | 遅延のブレ(毎回バラつく) | 音声の途切れ・ガタつきに直撃しやすい |
例え話:道が太くても、信号が「毎回バラバラ」に長かったら、進み方がガタガタになります。ジッターはその“信号の揺れ”みたいなものです。
| 症状 | 起きやすい場面 | 疑う方向 |
|---|---|---|
| 音声がブツブツ途切れる | 発言が重なる、相手が多い | ジッター/パケロス/混雑 |
| 相手の声がロボっぽい | 電波が弱い場所、移動中 | 電波の揺れ、基地局切替 |
| 画面共有がカクカクする | 共有しながら資料を動かす | 上り不足+揺れ+端末の裏通信 |
| 急に良くなったり悪くなったりする | 夜、駅近、集合住宅 | 混雑、Wi-Fi干渉 |
① 混雑(基地局が忙しい)
夜・人が多い場所で急に荒れやすいです。速度の数字は出ても、遅延が揺れます。
② 電波の揺れ(拾い方が不安定)
室内奥・鉄筋・窓から遠い、で起きやすいです。Pingが上下にブレやすくなります。
③ Wi-Fi干渉(2.4GHzが混みやすい)
近所のWi-Fiや家電で、細かい揺れが出ます。集合住宅だと“当たり外れ”が出やすいです。
④ 端末の裏通信(同期・更新・クラウド)
会議の裏でアップロードが走ると、一気に揺れます。画面共有が荒れる時は特にここが多いです。
一気に全部変えると、何が効いたか分からなくなります。
戻せる順番で、短時間で比較します。
| 順番 | やること | 狙い |
|---|---|---|
| 1 | 端末と本体を再起動 → Wi-Fiを「忘れる」→つなぎ直す | 変な接続状態をリセット |
| 2 | 本体を窓側・高い位置へ(床に置かない、金属の近くを避ける) | 電波の揺れを減らす |
| 3 | 2.4GHz/5GHzを切り替えて、会議の体感を比較する | Wi-Fi干渉を避ける |
| 4 | 会議中だけ「同期・更新・バックアップ」を止める | 裏のアップロードで揺れるのを止める |
| 5 | 会議側の設定を軽くする(後述) | 揺れの中でも破綻しにくくする |
確認のしかた:「同じ会議ツール」「同じ時間帯」で比べると違いが出やすいです。テスト用に1分だけ通話してみるのもアリです。
これは環境で変わります。だから、条件で分けるのがいちばん失敗しません。
| 状況 | 試す方 | 理由 |
|---|---|---|
| 本体の近く(同じ部屋・近距離) | 5GHz | 周りの混雑の影響が少なく、揺れが減ることがある |
| 壁が多い/少し離れる/部屋を移動する | 2.4GHz | 距離・障害物に強めで、途切れが減ることがある |
回線を完璧にするのが難しい時でも、会議側を軽くすると安定しやすいです。
| やること | 効きやすい理由 | 目安 |
|---|---|---|
| カメラを必要な時だけONにする | 上りの負担が減って揺れが出にくい | 音声が安定するなら当たり |
| 背景ぼかし・美肌・エフェクトをOFF | 端末負荷が下がり、処理落ちが減る | カクつきが減るなら当たり |
| 画面共有は「必要なウィンドウだけ」 | 送る量を減らして揺れに強くする | 共有が滑らかになるなら当たり |
| Step | やること | 狙い |
|---|---|---|
| 1 | 再起動→つなぎ直し(Wi-Fiを忘れる) | 変な接続状態を消す |
| 2 | 置き場所を整える(窓側・高い位置)+2.4/5GHzを比較 | 揺れの原因を減らす |
| 3 | 会議中だけ同期/更新を止め、会議設定を軽くする | 揺れの中でも破綻しにくくする |